愛犬が水をガブガブ飲んだり、おしっこをたくさんしたら要注意!腎臓病のサインかも
こんにちは、だいぱんまん(@donchan922)です。
「うちの犬、最近よく水を飲むし、よくおしっこするなー」
そんなことありませんか?その症状、もしかしたら腎臓病が関係しているかもしれないので要注意です。
犬の多飲多尿は気にかけよう
冬だから寒いのかなーと思いつつも、「多飲多尿」の状態が続いたので、我が家のラブラドールレトリバーのびーたろうを動物病院に連れて行きました。
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そして、お医者さんに診てもらうと、「腎臓病の可能性がありますね。一度検査してみましょう。」
と言われました。そんな重大な病気の恐れがあるなんて想像していなかっただけに、驚きました。腎臓機能の低下により、多飲多尿になってしまうそうです。
腎臓病がやっかいなのは、初期段階では症状が表に出てこないこと。そのため、気づいた頃には末期の段階だった、なんてことも結構あるそうです。以下に載せているのが、腎臓病の症状段階。ステージが進むに連れ、症状が悪化します。
- ステージ1:尿濃縮能の低下、タンパク尿 臨床症状なし
- ステージ2:軽度の高窒素血症、臨床症状なし~軽度(多飲多尿)
- ステージ3:中程度の高窒素血症、全身性の臨床症状(胃腸障害・貧血など)
- ステージ4:重度の高窒素血症、全身性の臨床症状 尿毒症
ステージ1だと、血液検査でも異常を見つけられないそうです。症状としては、飲水量、尿量の増加。
ステージ2でやっと血液検査でわずかな異常が見られます。ここでの症状はステージ1と同じく、多飲多尿。
ステージ3までいくと、老廃物が尿として排出されずに体内に溜まり、元気や食欲がなくなったり、下痢や嘔吐、貧血など見られます。ここではじめて異変に気づき方が多いそうですね。
ステージ4は、生命の維持が困難な段階。食欲が落ち嘔吐を続け、著しく痩せてしまそうです。
この情報からわかるように、腎臓病は非常に怖い病気なのです。
腎臓病は早期発見が重要!
腎臓病は一度かかってしまうと治りません。ただ、薬や食事療法によって病期の進行を抑えることはできます。そして、腎臓病のステージが早期であればあるほど効果はあります。
だからこそ、愛犬を日頃からよく観察したり、定期的な健康診断に行ったりすることが大事なのです。わんちゃんは大事な家族ですからね。いつも気にかけてあげましょう。
まとめ
検査の結果、愛犬のびーたろうは腎臓病ではありませんでした。
家の中が乾燥していて水をガブガブ飲んだり、寒さでおしっこがいつもよりたくさん出たのが多飲多尿の原因だったのではないでしょうか。とにかく、病気ではなくてほんとによかったです。ほっとしました。
今回の経験から、腎臓病の怖さを知りました。その事実を、愛犬家の方たちにも知っていただきたくて記事にしました。「うちの犬は大丈夫!」ではなく、「いつもと様子が違うから一度病院に行ってみよう」。その選択が、愛犬や家族をきっと幸せにするはずです。
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