恋もポテトサラダも物足りないくらいでちょうどいい
2016/8/14更新
ポテトサラダが大好きです。
家で作ってもらった手作り感のあるものも好きですし、お店のこだわり感の強いものも好きです。
ただ、あまりに好きなので、普通の量だと足りないんですね。そんな愚痴を、ポテトサラダをよく作ってくれる母にこぼしていました。
「ポテトサラダすごく美味しいんだけど、いつももの足りないんだよね。もう少し量を多く作ってくれない?」
「わかってないね。好きなものはもの足りないくらいがちょうどいいんじゃない。」
好きなものはもの足りないくらいでちょうどいい
そのときは、たくさん作るのが面倒なだけじゃんと思っていました。でも、最近その意味がわかった気がします。
最近、彼女と過ごす時間が増えた。初めの頃はそれでよかった。今日も会える、明日も会える、みたいに。
ただ、それが続いていくごとに、自分の時間が奪われていくことに窮屈感を覚えた。何だろうこの気持ち。
彼女のことを嫌いになったわけじゃない。むしろ、彼女のことをよく知ってきて前よりも好きになっている。なんなんだろう。
そんなときに母の言葉が蘇った。
好きなものはもの足りないくらいでちょうどいい。
付き合う前は、すごく気になって会いたいのになかなか会えない、昼から遊びに行っても夜には自分の家に帰らないといけない、そんな状況が続いた。
そのときの、「物足りない」という感情が自分の気持ちを成熟させていたんだと思う。
今はお腹いっぱいなんだと思う。だから、もやもやした気持ちになってうまく物事を考えられないんだと思う。お腹が減ってきたらきちんと気持ちを整理できるはず。
焦ることはない。 きっと時間が解決してくれるはず。
まとめ
好きなものは、お腹いっぱいよりも後もう少し食べたい、という気持ちの方がそのもののよさやありがたみがわかるんだと思います。
それにより、次その好きなものに逢える時が楽しみになると思うんです。
物足りないくらいでちょうどいいんです。