技術を磨くだいぱんまん

散歩とインターネットが大好きなシステムエンジニア。暮らし、おでかけ、テクノロジーについて書いています。

Give&Takeを考えるから恋人と上手くいかなくなる。 大事なのは、Give&Give。

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彼女の家に行ったとき、ご飯を作ってもらった後の食器洗いは僕の担当。
でも、その日はその洗い物が面倒に思い、彼女に対してついこんなことを言った。
「この前、ご飯奢ったんだから今日は洗い物してよ。」
洗い物をしたくがないための都合のいい理由。

それに対して彼女がこう言った。
「私に借りをつくるために奢ってくれたの?それなら、次から奢ってくれなくていいよ。」

「ごめん。そういう意味じゃなくて。。」
洗い物くらい代わりにしてくれると思っていた僕は、想定していなかった彼女の反応にそう答えることしかできなかった。

「『ご飯をおごる』というGiveをしたんだから『洗い物をする』というTakeをしてよ」という考えから生まれたいざこざ。

僕はTakeのためにGiveをしていたのかもしれないと気づく。

Give&Giveという考え

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「何かしたから、何かしてもらう。」
このようなGive&Takeの考えを持っていると、Takeを受ける前提でモノを考えてしまう。

「プレゼントをあげたからそれと同等のプレゼントをもらえるはず。」
「この間、待ち合わせ時間に相手が遅れたことを許したから、今回自分が遅れても許してくれるはず。」
「ご飯を奢ったから言うことを聞いてくれるはず。」

この「はず」が来なかったときに、こう思う。
「GiveしたのにTakeしてくれないんだ。」
この欠落感がお互いの気持ちを離れさせていく。

だからこそ、Give&Giveの心が大事なんだと思う。
Takeを受ける前提でモノを考えないからこそ、Takeを貰えたときに純粋に喜べるんだと思う。

「バレンタインデーにチョコ+αのプレゼントをくれた。」
「言ってもないのに夕飯に自分の好物を作ってくれた。」
「いつも自分が奢るのに、今日は自然と相手が奢ってくれた。」

相手のことだけを思うGiveは相手にとっても嬉しいはず。
だから、相手も自然とGiveをしようと思う。
Give&Takeではなく、Give&Give。

まとめ

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彼女の一言で考えさせられたGive&TakeとGive&Give。
互いが互いのことを想い、Giveし合う。
これが恋人の本質的なあり方なんだと思う。