技術を磨くだいぱんまん

散歩とインターネットが大好きなシステムエンジニア。暮らし、おでかけ、テクノロジーについて書いています。

【書評】絶対に残業しない人の時短のワザ

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2016/8/14更新

社会人1年目の後半から残業が少しずつ増えてきました。今はまだそれほどではないけれども、今後もっと増える可能性がある。そうなると自身のプラベートな時間が減る。自由を愛する僕としては、それは出来る限り避けたい。

プライベートが充実していない人生なんてつまらないじゃないですか。だから、残業を極力しないよう時短術を身に付けたいと感じました。

そんなときに出会った良書が、絶対に残業しない人の時短のワザ / 伊庭正康。今回はこの本の中で特に気になった時短ワザをご紹介。

「やったほうがいい」ことを、やめてみる

「成果に影響しないこと」はやめる。「やったほうがいい業務」とは思っていても、成果に直結していないことであれば、それは自己満足。例えば、活用されない情報共有、丁寧な報告書、30ページの会議資料、そんな1つひとつの行為をやめることです。

「成果に影響するかどうか」が大事。

「保留にする」と即決する

迷ったら「今は保留する」と、決めてください。まず、”検討のタスク”から外すことが大事なのです。マズイのは、”検討のタスク”に入れたまま、どっちつかずの状態で先延ばししてしまうこと。決断力とは、「やる」「やらない」を決めることではなく、”検討のタスク”を常に空っぽにする力を指します。

先延ばしほど無駄なことはない。

社内メールは、「件名」のみがスマート

例を示すと、件名に「【表題のみで失礼します】12/22の朝礼 8:30開始/第1会議室」と書きます。すると、受けとった方は、受信トレイを見るだけで要件がわかります。文章の白紙が気になるようでしたら、「表題のみで失礼を申し上げます。宜しくお願い申し上げます。」と一文を添えればOKでしょう。

これは目から鱗。メールを開かずに件名のみでコミュニケーションを完結させるのは素晴らしい。

何が何でも「箇条書き」で書く

まず、あなたが最初にすることは文章を書くことではなく、予め「・」を2〜3個書いてしまうことです。その次にイントロとエンディングの文章を書き、最後に肝心の「・」の箇所を埋める。そうすることで、構成や流れを考える手間がなくなるわけです。

箇条書きで書くことが時短につながることはわかっていましたが、あらかじめ「・」を書いておいて最後にそれを埋める、という発想はなかったです。

あえて会議室に入らず、アメを差し出す

具体的には、「ここでいかが?」とデスクの横にイスを持ってきて、そこで打ち合わせをするというもの。極めて簡単ですが、効果は絶大です。その時に、「アメでもどう?」と一声かけるだけで、むしろ話しかけやすい良いムードになるから不思議です。

「アメちゃんいる?」と言ってコミュニケーションを図ろうとする大阪のおばちゃんのワザが仕事にも活きるんですね。

まとめ

今回ご紹介した時短ワザ以外にも役立つ情報がたくさんありましたので、興味のある方は本書を読んでみてください。