技術を磨くだいぱんまん

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日本学生支援機構の奨学金を返済する際に知っておくべき3つのこと

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こんにちは、だいぱんまん(@donchan922)です。

今や大学生の2人に1人以上が利用している、日本学生支援機構の奨学金。僕も借りています。そして、大学を卒業してからは、月々奨学金の返済を行っています。

ただ、自分が借りている奨学金についてほとんどなにも知らなかったんですね。

  • いくら奨学金借りてたっけ?
  • 返済が完了するのは何年後だっけ?
  • 一度に返済する場合、どうするんだっけ?

ということで、奨学金の返済について調べてみると、知っておくべき情報をいくつも発見しました。そこで今回は、日本学生支援機構の奨学金を返済する際に知っておくべきことを3つご紹介します。

1. 自分が借りている奨学金情報を知っておく

スカラネット・パーソナルで自分が借りている奨学金情報を確認しましょう。これすごく大事です。

  • 貸与総額
  • 月賦返還回数
  • 保証人情報

などの情報が参照できます。これらの情報を知るだけでも、今後の人生設計について考えさせられます。僕の場合、えっ!○○○万円も借りてるの!?しかも、あと○○年も返済し続けないといけないの!?そんなに払い続けるのは嫌だから、日々の生活を節約して早めに返すか……と考えるようになりました。

ちなみに、奨学金情報を見るためには、スカラネット・パーソナルに登録する必要があります。その際に、奨学金番号が必要になるので、用意しておきましょう。ちなみに、奨学生番号を忘れた方は、以下サイトをご覧ください。

奨学生番号を忘れてしまいました。 - JASSO

2. 返済が難しい場合は、返済を一定期間停止できたり、一部の返還が免除される

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  • 約束どおりの返還は困難だが、半額ならば返還が継続できる場合
  • 現在返還が困難であるため、一定期間返還を待ってほしい場合
  • 本人が死亡・障害により返還できなくなった場合及び、教育又は研究の職に就いた場合

返済する意思はあるけど、なかなか難しいんだよなあ、という方には、上記の場合、日本学生支援機構に申し出ができます。それにより、一定期間返済を停止したり、一部の返還が免除されたりします。詳しくは、日本学生支援HPまで。

諸事情で奨学金を返済できない場合は、こういう制度を利用しましょう。間違っても放置してはだめです。借金を放置するのと同じですからね。

3. 利子のある第二種奨学金は早く返すべき

日本学生支援機構の奨学金の種類は、以下のとおり大きく2つあります。違いは利子があるかないかです。ちなみに、第二種奨学金でも、在学中は無利息です

  • 第一種奨学金(無利息)
  • 第二種奨学金(利息付)

第二種の利率は、上限3%です。利率固定方式(貸与終了時に決定する利率を返還完了 まで適用)の場合、ここ5年は年利0.5〜1.5%で推移しています。

例えば、奨学金を480万円(月々10万円×48ヶ月)借りていて、利率固定方式の年利1.0%の場合、返済総額はなんと約532万円にもなります!利息により、52万円も余分に払わないといけないんです。

そんな利息を払いたくないという方(僕も含む)は、お金を貯めて奨学金の繰上返還をしましょう。繰上返還の申込方法 - JASSOから申し込みができます。

ちなみに、奨学金の返済計算は、こちらからできます。

まとめ

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知ることでできることがあります。奨学金の返済についてよくわかっていない方は、まずご自身が借りている奨学金について調べてみるところから始めることをおすすめします。その際に、本記事が参考になれば幸いです。

計画的に奨学金を返しちゃいましょう!

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