技術を磨くだいぱんまん

散歩とインターネットが大好きなシステムエンジニア。暮らし、おでかけ、テクノロジーについて書いています。

「何もしない」という贅沢な時間

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こんにちは、だいぱんまん(@donchan922)です。

日常生活で「何もしない」時間ってありますか?インプットもアウトプットもしない贅沢な時間。

僕らはいつも時間に追われている

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僕らは平日は仕事や学業に追われ、家に帰っても家事や家族とのコミュニケーション、自己成長のための勉強に時間を奪われる。休日は友人や恋人と遊び、気がつけば1週間で「何もしない」時間なんてない。それは、なにかのために時間を使わないともったいないと感じるから。

そんな日常を過ごしている中、初めて京都の鴨川沿いを歩いたとき、雰囲気や居心地があまりによくて河原に寝転んでしまいました。川や空を眺めながら何も考えることなくただぼーっとした過ごした30分。

そのときに思ったのが、「こういう時間の使い方もいいな」と。

インプットもアウトプットもしない時間

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最近読んだ本、「モノが少ないと快適に働ける―書類の山から解放されるミニマリズム的整理術」にも「何もしない」時間について書かれていました。

日々の仕事では様々な情報をインプットし、それをもとにアウトプットをしている。つまり、何かを自分の中に入れ、そして外に出すという作業を日々くり返している訳だ。休日は、このインプット・アウトプットを一時的にストップしてみることにした。何も入れない、そして何も出さないという状態。30分くらいソファーに体を預けて、テレビや音楽、インターネットを遮断し、窓から外の風景をなんとなく見ながら自分の中で思いを巡らせる。つまり、なんにもしない。

〜中略〜

インプットもアウトプットもしない時間を持つというのは、自分自身の内部のバランスを取り戻す意味でとても心地よいものだ。「何もしない」という贅沢な時間の過ごし方を知った。目に入るのは窓から見える木々であったり、空や雲といった自然のものである方が「何もしない」心の状態をつくりやすい。

鴨川で過ごした30分間は、インプットもアウトプットもしない時間。その時間は心地よくて、起き上がった際には気持ちがスッキリしたことを覚えています。その感覚が忘れられなくて、また鴨川で寝転びたくなっています。

時間に追われている人にこそ、「何もしない」時間を過ごしてほしいです。無駄なんかじゃなく、むしろ必要な時間だから。