技術を磨くだいぱんまん

散歩とインターネットが大好きなシステムエンジニア。暮らし、おでかけ、テクノロジーについて書いています。

Kindle歴4年目による電子書籍と紙の本の使い分け方まとめ

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こんにちは、だいぱんまん(@donchan922)です。

Kindleを使いはじめて4年が経ちました。初めの頃は

電子書籍って読みやすいのかな

と疑心暗鬼でしたが今では

電子書籍いい感じ

というように落ち着きました。といっても書籍のジャンル(漫画、小説、ビジネス書・自己啓発書、技術書・参考書、雑誌)によっては紙の方が読みやすいなと感じるものもあります。今回はKindle歴4年目による電子書籍と紙の本の使い分け方をまとめてみます。

漫画

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電子書籍で読んでいます。理由は以下のとおり。

  • かさばらない
  • 持ち運びが楽

漫画の場合、1作品につき数巻〜数百巻となるので紙の本だと部屋のスペースを圧迫していまいます。以前こち亀を150巻ほど紙の本で所有していたのですが、本棚の2/3ほど埋め尽くしてしまい結局売らざるを得ない状況になってしまいました。電子書籍だとそれがないんですよね。必要な巻を必要な時に出し入れできて読めるのがいいです。

余談ですが、日本の電子書籍業界の中だと漫画ジャンルの売り上げは81%と圧倒的です。日本人ほんと漫画好きですね。マンガモデルのKindleが発売されるくらいですからね。それほど漫画と電子書籍の相性は良いのでしょう。

株式会社インプレス|ニュースリリース - 2015年度の電子書籍市場規模は前年比25.1%増の1,584億円<br />2020年度は3,000億円規模へと成長<br />『電子書籍ビジネス調査報告書2016』 7月28日発行

小説

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電子書籍と紙の本、どちらでも読んでいます。

小説は漫画と同じく娯楽ジャンルだと思っています。なので、読みたいときにWEBでサクッと購入して読めたり、かさばることなく旅のお供に複数冊を持ち運びできる電子書籍もおすすめです。一方で、お気に入りのブックカバーをつけたり、マイしおりをはさんだりして読書を楽しめる紙の本も好きです。

ビジネス書・自己啓発書

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紙の本で読んでいます。

電子書籍はとにかく記憶に残らないんですよね。原因はよくわからないんですが、ぺらぺらとページをめくる感覚や本の厚み・重さ・においを実感できないからなのかと思います。とある研究結果でも、電子書籍は紙より記憶に残りづらいと報告されています。

電子書籍より紙の本で読んだほうが、内容をよく記憶できる:研究結果 | ライフハッカー[日本版]

余談ですが、最近妻からビジネス書・自己啓発書なんて目次にだいたい言いたいこと書いてるからそれ見れば十分。立ち読みでいい。買うの無駄と言われ、なかなか手が出せずにいます。読んで余韻に浸るの好きなんですけどね。

技術書・参考書

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紙の本で読んでいます。理由は以下のとおり。

  • 記憶に残りやすい
  • 目的のページをさっと開ける

技術書や参考書を読む理由は、その内容を理解する・記憶することです。それが電子書籍だと難しいのです。理由はビジネス書・自己啓発書で述べたとおりです。

あと技術書・参考書はリファレンスとしても使うので、目次を見て目的のページをさっと開ける紙の本が良いです。

雑誌

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電子書籍と紙の本、どちらでも読んでいます。

雑誌については、サイズが大きい&固定レイアウトが多いのでスマホやKindleでは読みにくいです。一方、iPadのようにタブレット端末だと読みやすいです。我が家では妻がよく雑誌をiPadで読んでいて、感想を聞くと

雑誌は電子書籍でも読みやすいよ

とのこと。僕は雑誌について軽く流し読みするタイプなので、読みやすければ紙でも電子書籍でもいいかなと思います。

まとめ

最後に、電子書籍と紙の書籍ジャンルごとの使い分け方をまとめてみます。

  • 漫画:電子書籍で読む
  • 小説:電子書籍、紙の本どちらでも読む
  • ビジネス書・自己啓発書:紙の本で読む
  • 技術書・参考書:紙の本で読む
  • 雑誌:電子書籍、紙の本どちらでも読む

電子書籍でしか読まないのは漫画だけですね。デジタル化は進むものの人間はまだまだアナログなものが好きなのかと感じました(それともデジタル化に対応できていない)。